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旧武藤家住宅(山梨県文化財)・旧宮下家住宅(富士吉田市指定文化財)
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    河口湖での用事が済んだ後、中央道の混雑を避けて御殿場に回った。その途中にふじさんミュージアムがあり2件の茅葺き民家が移築保存されている。

    【旧武藤家住宅】

     ふじさんミュージアムに隣接する公園は入場が無料で、この日は閉館直前ということもあって他の客は誰も居なかった。

     駐車場から向かうとまず旧武藤家がある。片方の妻側が駐車場の擁壁に近づいているので多少窮屈そうではあるが、水はけの良さそうな地盤に移築されているようで印象は良い。移築民家は新築時の姿に復原されることが多いが、この武藤家は江戸時代中期以前の築とされ、復原は江戸時代末期の改造時としている。

    旧武藤家住宅 外観

     外観は兜屋根が特徴的なのだが、駐車場側は樹木が生い茂っていて撮影ができず、逆側は逆光で撮影ができなかったのが悔やまれる。なおこの日は内部が立ち入り不可であった。入り口から土間を除くと上がり框の部分に引っ張り筋交いを仮設しているので、なんらかの理由で層間変形が起きているようだ。なお、帰り際に係りの方がすごい勢いで雨戸を閉めているところに遭遇したので、桁行方向の変形は無いようだった。

    旧武藤家住宅 内観

     

     

    【旧宮下家住宅】

     先ほどの旧武藤家と空き地を挟んで隣には旧宮下家がある。

     この空き地は一段低くなっていて草地になっているのだが、もう一軒くらい民家が移築できそうな空間になっている。ただ惜しまれるのは、この空き地は旧宮下家から見ると正面側になっていて、一段低くなっていなければ前庭の様相だっただろうなということ。日本の民家はオモテとウラが明快であることが特徴の一つだが、オモテには庭が、ウラには山や林がある場合が多い。しかし旧宮下家はそれが逆になっているようだった。もちろん移築修復の記録を確認しなければならないが、印象として裏側に庭があり、裏側から内部に入るような配置になっているのではないだろうか。(下の写真は「裏側」ではないかという印象)

    旧宮下家住宅 外観

     内部に入ると音声のアナウンスがあり概要を知ることができる。

    | ウラノイエノケンチクカ | 建築 | 08:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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